【最近読んだ本について】ものがたりのあるものづくり
今回は最近読んだ本について書いてみようと思います。
「ものがたりのあるものづくり」
ファクトリエというファッションブランドを運営している山田敏夫さんの本です。
非常に興味のある事業をされているので、本が発売されたと知ってすぐ購入してみました。
ファクトリエを知ったきっかけは、以前がっちりマンデーでの特集を観たのがきっかけでした。
日本国内工場と契約して品質に誇りをもった商品をネットで販売されています。
Factelier (ファクトリエ) | 世界に誇る『Made in Japan』ファクトリーブランド
店舗も九州や名古屋、東京にあるみたいです。
ここからはなぜ、ファクトリエに興味を持ったかについて少し書いてみます。
現在の市場では価格競争が激しくなり、繊維製品のほとんどが海外製。前職で繊維業界にいてたこともあり、海外の人件費は高騰、大量の商品をタイトな納期で作るので、品質は落ちているように感じていました。
アパレルメーカーが軒並み苦戦しているのもニュースで聞いたりします。
セールしてて当たり前、大量に処分されるのも当たり前の時代かなと思います。
消費者が求める安さに応えるのはついていけないし、ファストファッションブランドみたいに膨大なロットで注文も出来ないので、厳しいかなと感じていました。
そう思ってる中で、ファクトリエという存在を知りました。
ファクトリエでは、日本の工場を大切にし、商品がどこの工場で作られているのか商品ページに載っています。
そのページなどを読んでいると、
【良いものを長く着たい】
と感じました。
そして、一度店舗に行って試着してみると着心地に感動しました。
ものが溢れる時代から、大切に着たいと思えるものを選んでいきたいという気持ちからファクトリエに興味を持ちました。